2009年07月07日

新古書店 その一

   最近買った本の山に埋もれていたパンフレットのような
  ものに、「あなたはなぜブックオフに行かなくなった
  のか」というのがあった。おれの理由は簡単。
  欲しいものが何もないからである。でき始めの頃は
  何かしら拾えたような気がするが、今は全くない。
   それでもたまには・・・と思い行ってみた。結果は
  やっぱり何もなし。(初めからわかってたけどね)

   ふたつ気になることがあった。うるさい、店員の「こだま」
  は相変わらずだが、放送で流している内容が以前と違う
  のだ。「本を捨てる前に逢いに来てください」と言って
  いたが、カウンターで「値段がつかない本どうしますか」
  って定員が言ってたぞ。おい!矛盾してるじゃん!値段
  つかないんじゃ捨てるしかないじゃないか!

   もうひとつはポイント。確か前は1000円で50だったが、
  今は1000円で10だ。これ実質的に値上げ?また半額で売る
  といいながら700円の文庫本450円(税込)で売っていた。
  これも実質値上げ?さらにCD・DVDはせいぜいよくて2割引
  だった。

   社長・会長が代わって「営業方針」がかわったのか?
  他に理由があるのか?それは外部からはわからんけど、
  なんかすっきりしないぞ。
   だめ押しをしておくと「本」の買い取りは高額本でも
  最大一冊140円とも店員が言ってた。まあ、びっくり!
  
   ざっと店内を一周してみたが、ほとんど食指が動かない。
  ビジネス書なんざ「ただでもいらん!」と棚を見て思った。
  ああいう本で自慢話してた人たち、そういえば何人もお縄
  になったなあ、などとどうでもいいことまで頭に浮かんだ。

   真面目にきちんと本を評価する新古書店も実はあるのだが、
  それは次回に。
  
posted by 斑尾三水 at 17:00| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

連想?妄想?

  在庫の整理をしていたら、15年ほど前のCDが出てきた。小林啓子
  「あげます」だった。一曲目「こころあたり」個人的にはこれ
  名曲だと思います。三曲目「からっぽの世界」。出だしの音が
  自主規制で2字分とんでるのにいまさらながらびっくり。色々
  難しいことがあるんだろうけど、言葉をなくしても「差別」の
  実態はなくならんぞ、と思うのであった。11曲目小林啓子と言え
  ば、の曲「比叡おろし」。作詞作曲はあの松岡正剛だ!いつ聴い
  てもいい曲だ。

   そういえば、1970年前後、三人の和製ジョーン・バエズが居た
  のを思い出した。一人はもちろん小林啓子。二人目は森山良子。
  三人目は山本潤子(赤い鳥、ハイファイセットね)。三人とも
  ファルセットヴォイスも含めると(たぶん)3オクターブ以上の
  音域があり、結構声量もあった。歌の方向性は異なるが、他の
  歌手では「美空ひばり」と「山口百恵」くらいしか比べられる
  人はいない、と思うのだがいかがなものか。

   宣伝:「山口百恵」関係の特集をそのうちやります。平岡正明、      宇崎竜童、阿木耀子なんかも含めてね。乞うご期待!つ
      いでながら「松岡正剛」も特集予定してます。

  久しぶりに聴いた小林啓子、いいですねえ。昔聴いていたラジオ
  番組も思い出しましたなあ。ギターの石川鷹彦も顕在(先日ギター
  のテレビ番組でちらっと見ました)。

   ギターや編曲というと「フォークソングの石川」「井上陽水の
  星勝」「宇崎・山口百恵の萩田」「ジュリーと井上堯之」なんて
  いうのがすぐ思い浮かびます。

   ちなみに「からっぽの世界」早川義夫(ジャクス)バージョンは
  自主規制なし。

   早川義夫の「ぼくは本屋のおやじさん」を読んで(安定した職
  を捨てて)本当に古本屋になってしまった店主のボヤキでした。
posted by 斑尾三水 at 13:51| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

はじめまして

 えー古本屋でございます。

 しがない、貧しい古本屋です。

 不定期で(だから「きまぐれ」なんですが)その時々の「本の話」、  「本の関連」の話、「音楽やビデオ」の話を、書きたいと思って
 ます。

  まあ、えらそうな話をする資格なんぞありませんので、大所高所
 からではなく、自分が単純に面白いと思ったもののことだけを書き
 ます。
posted by 斑尾三水 at 15:33| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。