2009年08月10日

新古書店 その三(?)

   またまた新古書店の話で恐縮ですが。

  近くの店に行きましたら、相変わらずの山彦挨拶、かなり
  うっとうしい。放送もうっとうしい。音楽もうっとうしい。
  (まあ、それはそのチェーン店の特徴でいかんともしがたい
  のだが)

   そんな「うっとうしい」中で棚をながめていたら、もっと
  「うっとうしい」人種に出くわした。携帯片手に本を選ん
  でいる奴ら。何人もいるのにも驚いた。均一値段特集を嗅
  ぎつけて集まってきたようだ。

   で、何が「うっとうしい」のかと言えばもう想像がついて
  るように彼らは(こちらの偏見もあろうが)本が好きなわけで
  はなく、ネットにどんな本がいくらで出ているかをチェック
  してオークションに出せそうなものを選んでいるわけだ。

   そんな本売れるの?というようなのが籠の中にどっさり。
  ひとごとだから別に何を買ってもいいんだけど、こっちが
  本を見るのに邪魔なのが困る。本の扱いがよくないのも
  見ていて不愉快だ。都内の大型書店にも自分の汚い鞄を
  平気で本の上にのせているやつを見かけるが、そいつらは
  本屋に入る資格がないと思うが、同類だな。

   本は文化であるし、きちんと扱えない人間はそれらに
  触れてはいけないと思うのだ。(偏見、偏見)

   宣伝を二つ。古書舎三水です。

   ① 三省堂神田本店の「絶版品切れ本フェア」に参加して
     います。8月いっぱいです。
     

   ② 8月27日から二週間「山口百恵関連」特集をやります。

  
posted by 斑尾三水 at 17:52| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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