近くの店に行きましたら、相変わらずの山彦挨拶、かなり
うっとうしい。放送もうっとうしい。音楽もうっとうしい。
(まあ、それはそのチェーン店の特徴でいかんともしがたい
のだが)
そんな「うっとうしい」中で棚をながめていたら、もっと
「うっとうしい」人種に出くわした。携帯片手に本を選ん
でいる奴ら。何人もいるのにも驚いた。均一値段特集を嗅
ぎつけて集まってきたようだ。
で、何が「うっとうしい」のかと言えばもう想像がついて
るように彼らは(こちらの偏見もあろうが)本が好きなわけで
はなく、ネットにどんな本がいくらで出ているかをチェック
してオークションに出せそうなものを選んでいるわけだ。
そんな本売れるの?というようなのが籠の中にどっさり。
ひとごとだから別に何を買ってもいいんだけど、こっちが
本を見るのに邪魔なのが困る。本の扱いがよくないのも
見ていて不愉快だ。都内の大型書店にも自分の汚い鞄を
平気で本の上にのせているやつを見かけるが、そいつらは
本屋に入る資格がないと思うが、同類だな。
本は文化であるし、きちんと扱えない人間はそれらに
触れてはいけないと思うのだ。(偏見、偏見)
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